【菜】着蕾しつづけるシュンギクとの仁義無き戦い

現在のシュンギクはこんな状況。

お、けっこう良いのになっとるやん。
この写真だけぱっと見ればそう思うよね。
でも実はこのシュンギク。
播種してからもう半年近く経ってる重鎮さんなのです。

まだアパートにいた頃に、ベランダにとりあえず種をまいたのはいいものの、播くのが遅すぎて全然大きくならないうちに寒くなっちゃって。
でもシュンギクって寒さには強いもんで、草丈は2~3cmくらいしかないのに雪の下になっても枯れないで生きとるげんてね。

で、春になって引越しのときになってもまだちっちゃいまま枯れずに残ってたからとりあえず畑に植えてみたってわけでございます。

とりあえず株まわりに鶏糞をパラパラとまいて放置しといたら、グングン成長しだして気づいたらひとつ蕾がついてた。
こんなの。

普通に考えれば、葉もの野菜でこうなったら失敗だよね。
まぁ一冬越したわけだし、とう立ちしても全くおかしくないか。

でもうちの場合、たとえコマツナであってもダイコンであっても蕾は花が咲く前に摘み取って春の味覚としていただくことにしてるので(見た目は菜の花そのものだし)、とりあえずこのシュンギクも根元で切り落として食べてみることにしたのです。

そしたらなんのことはない、普通に味も香りもシュンギクそのもので、美味しかった。
まぁとりあえず量は少なかったけど、食べることはできたし良しとするか。
って思ってたんですよ。


ところが。
これで終わりじゃなかった。
何日かあとにシュンギクの生えてたところを見てみると、すっごい脇芽が出てたのよ。ほんとよ。

これが証拠の写真。
ほらね。

そんでさらに何日かしたらこの状態。
あらま。すごい生命力。
こりゃもっかい収穫いけるわ!ってさらに株元に鶏糞追加したよ。

そしたらもう、何日かおきにはこれよ。
関係ないダイコンも写ってるけど。
我が家の食卓には十分なくらい採れてます。

摘み取るごとに脇芽が増えて、気温の上昇も伴って成長スピードも急上昇。


ただね。

あんましのんびり眺めてられないの。

脇芽がどんどん出てるけど、ひとつひとつがこれだから。
おんなじ写真で失礼。

そうなんです。
全部しっかり蕾がついてるんです。

なんてことだー。
あんまりのんびりしてたら花が咲いちゃうー。
摘めえー、摘むのじゃあー。


というわけでした。
今は強制的に我が家の食卓に並ぶシュンギクちゃんです。

まあ花が咲いたら菊の変わりに仏花として使うのもいいかもね。


それでは。