【菜】大雨の後にトマトが急に萎れた

石川県では、一昨日と昨日ととんでもない大雨が続きました。
どちらも警報が出るほどの大雨で、元々うちの菜園は周りに比べて土地が低いので、あっという間に水没し、畝がようやく小島のように浮いている状態に。

今までずっと少しの雨も降らなかったのに、やっと降ったと思ったらこれまた極端な降り方やなあ...。
これがけっこう本格的に大雨になりまして、あちこちでこんな状況が見られました。
道路が川になってるんですよね。
田んぼなんか完全に冠水状態で、畦も沈んで境界がわからなくなってました。


まあそんなこんなで結構な大雨に見舞われた七尾市でしたが、ようやく雨もひいて畑も歩けるような状態になったので(まだ畝間は水が溜まりっぱなしだけど)、様子を見て回ることにしました。
久しぶりの雨で野菜たちは瑞々しく元気になっとるやろうと半分期待しながら見てたわけですが、全く予想だにしない光景を目の当たりにすることに。
これね。
ミニトマトが完全に萎れてるんですよね。
全部じゃなくて、とりあえずここまで顕著に萎れてたのは一株のみ。
品種は「イエローアイコ」。

まず頭をよぎったのは青枯病。
大雨とかで株元が冠水するほど水があふれた場合に、土中にいる青枯病菌が上の方に上がってきて感染するっていう話を聞いたことがあるなと。
ましてやうちに植わってるトマト苗は全て自根苗。
最悪全滅の恐れもあるひとつの可能性に、血の気が引きました...。

でも、僕の記憶によれば初期の青枯病は日中に萎れて夕方とか曇天日には回復するといった様相を繰り返すはず。
僕がこの株を発見したのは夕方だったし、そもそもその日は一日曇り空だった。
青枯病罹病株なら、株を切断して水につければ切り口から白濁液(病原菌の集まり)が流れ出ることで確認できるはずだけど、万が一病気じゃないかもしれない株の茎を切断したくなかったので未確認。
カラートマトはこれ一株しかないし。

萎凋病っていうのもこうやって萎れちゃう病気やったはずやなあ。
でも詳しいことは知らない。

今のところ一番可能性が高いと思っているのは、根が水没した状況が長く続きすぎたことによる酸欠・根腐れ。
かなり急激に萎れたし、かと言ってパリパリに枯れてるわけじゃないし、根からの水分吸収と葉からの蒸散のバランスが崩れてるように見える。
もっと具体的に言えば、土から吸う水より体から出す水のほうが多いってことね。だから萎れちゃう。
もしこれが原因だとしたら、今後土が乾いてきて十分に気相が大きくなってくれば株も回復してくるかもしれない。


とりあえず今は様子を見るしかないですね。

どうにか復活してほしいものです。