【まとめ】ニンニクについて

ニンニク大好きの園長(@YAHIHOvg)です。

Garlic
Garlic Photo by janscheffner

今度はニンニクについて調べてみました。


【これまでのまとめシリーズ】
   秋ジャガイモに関するまとめ


 ニンニク
 科名:ユリ科
 連作障害:なし(一部土壌病害中は増えやすくなる)
 病害虫:さび病、葉枯病、春腐病、黒腐菌核病、紅色根腐病、ネギコガ、イモグサレセンセンチュウ

生育適温は15~20℃、pHは6.0~6.5。
肥沃で排水の良い土壌を好むが、干ばつに弱い。

冬は生育を停止し、3月下旬ごろから生育を再開する。
なので、冬期の防寒もとくに必要なく、たまに水やりをする程度でよい。
なお、冬期に5℃以下の低温にさらされることで、花芽分化とりん片分化が促されるようです。

耐暑性はあまり強くなく、25℃以上で休眠する。

 ニンニク栽培のコツ
基本的にあまり手はかからず、植え付け~収穫までに必要な管理は

 ■ 肥大期の追肥
 ■ とう摘み

...くらいのようです。

ただ、種ニンニクは冷蔵庫にいれたり乾燥すると発芽が抑制されるので、冷蔵庫での保存はしてはいけないとのこと。

具体的な栽培については以下。

 ニンニクの栽培
1 植え付け
排水対策のため畝立てし、株間を15~20cmにして植え付ける。
浅植えは凍み上がりによる寒害を助長するので、植え付け深は5~7cmとする。
なお、深すぎると萌芽、生育の遅延の原因となります。
植え付けは9月中旬~10月上旬とし、寒いところでは早めに植えたほうがよい。
(石川県は基準どおりで大丈夫、なハズ?)
越冬までに3葉、草丈20~40cmを目指す。
まれに芽が二本出ることがあるが、その際は一本を摘みとる。


2 追肥と潅水
冬が終わると生育を再開し、りん片の肥大も始まるので、3月中旬と4月中旬の二回実施する。
施用は株間に置肥する。
りん片は越冬後4月上旬ごろから夏にかけて肥大する。

なお、肥大期は乾燥に注意が必要。
特に4月~5月の乾燥は葉先枯れや根痛みの原因となる。
潅水は少量多回数で実施したほうが生育が良い。
なお、収穫が近づいてきたら潅水は控える。


3 とう摘み
5月ごろ抽台してくるので、花がつく前に折り取る。
花を咲かせてしまうと花に栄養がいくため、りん片が肥大できない。
折り取ったものはニンニクの芽として食用にできる。


4 収穫
6月ごろ下葉が黄化してきたら(全体の30%~50%が黄化したら)収穫する。
完全に枯れてからではなく、茎葉にまだ青みが残っているうちがよい。
遅れるとりん片が割れる。


なんかそんなに難しくなさそうな気がするんですが、どうなることやら。

来年が楽しみですね。

それでは。